ふくよかもちこ、日日是好日

OL、ふくよかもちこの日常。

60点をコンスタントに取ることの偉大さを知れ

タイトルは本日上司に言われた一言。

私、ふくよかは現在、仕事で対外向けに出す文章を書いています。

BtoBではなく、BtoCでお客さんが目にすることになる文章です。

しかしながら、全然上司のGOサインが出ない。

うんうん唸りながら書いた文章を

「この文章には伝えるべき骨がない。全部書き直し」

と言われた日は帰り道、泣きました。

そこから書き直して提出したものの、

「ふくよかさんが私が伝えたいと思ったことはこれとこれです。といったその2点さえ書けてない。自分で宣言した要点は書ききりなさい」

と突き返される。

そんなわけで本日もウンウンうーうーうなりながらメモを書き、一人ブレインストーミングをし、大学の授業を思い出してセーシスステートメントを書き、アウトラインを書き、を繰り返しました。

大体の完成の見立てが立ったところで、上司に提出日を報告しに行ったときにいただいたのがタイトルの言葉。

「みんなうーうーうなりながらこの手の文章は書いている。そして、その骨格の部分までは自分でもがきながらたどり着いてこそわかることがある。仮にも専門職として文章に携わっているのだから文章を誠実に書け。伝えたいことをごまかさないで追求して見つけろ。人の文章をわかりにくいと批判すること、意見することは簡単。でも、その人も限られた時間で及第点の文章を書く努力をしているのだ。自分で自分の文章に嫌になりながらも60点をコンスタントに取っている人の偉大さを知れ。人に意見をするときも自分がもがいて書きたい文章に行き着く努力をしていたほうが、中身のある、温かいアドバイスができる」

何回も書き直しさせられるので、

そんなに言うならスラスラっとあなたが書けばいいじゃないと

上司にイライラしていたのですが、

こう言われるともう、私が馬鹿でしたとしか言いようがない。

仕事にプライドと優しさと粘り強さを持ってあたっていきたいと思った今日でした。

炊き込みご飯を作ろうと思いたち、夜寝る前に、雑穀とキャベツと鮭フレーク、みりん、めんつゆ、ごま油、お米を炊飯器に入れてタイマーセットして眠りについた。

翌朝、炊き込みご飯の良いにおいで目が覚めて、あまりの幸福感に泣きそうになった。誰かが作ってくれたような、母が作ってくれたような錯覚。

冷蔵庫内の在庫整理したかっただけなのに思わぬ幸福感が得られて幸せだった。

たまには料理セットして寝るか朝からご飯作りたい。

二階堂奥歯の「八日目の蝶」が好きだ。

定期的に彼女のブログを読み返したくなってサイトを訪れてしまう。

 

彼女は、国書刊行会の編集者で、おそらく20代後半の私くらいの年で自殺をしている。

自殺する日までブログを続けている。

ファッション、メイク、本、自殺願望でその大半は構成されている感じのブログ。

 

国書刊行会といえば、エログロというか耽美系というか、まあ他の出版社ではよう採算取らないだろうなというマニアックな本を作っている出版社だ。

作り手側の彼女もそうした本が大好きなようで度々今日読んだ本としてそういう類の本が抜書きされている。

正直エロ系グロ系耽美系はラディゲの肉体の悪魔くらいしか好き好んでいないので、彼女の文章を読んだところで趣味はさっぱり合わないなと思うのだが、今みたいにレイアウトも写真も、見出しも凝った読書ブログよりも彼女のブログ、ただ単にテキストが並んでいるだけのブログの方がよほどこの本面白そうだな、こんな本あるんだな、と思わせてくれる。一体、そのジャンルが好きでもない相手に文章だけで読んでみたいと思わせる文章力ってどんだけ高いんだ、といつも感嘆する。

 

短い文章で、自分の好きなところをスパッと切り取って編集する能力がすごいんだと思う。

本を作る、売るに関係なく自分のおすすめの本をスパッと簡潔に伝えられるように私もなりたい。

とりあえずインプットばかりだったので、仕事以外でのアウトプットを増やすところから始める。

舞妓ちゃんを呼んで花火を上げるような、そんな道楽がしたい

 お盆休みも終盤、嵐山の鵜飼を観に行った。阪急や嵐電にポスターが掲示してあるものの、京都在住ということもあり、近すぎて今まで一度も観たことがなかったのだ。社会人の夏休み、少し非日常なことをしてみてもいいのではといざ乗船。

 テレビでしか観たことのない鵜飼と鵜。鵜ってなんというか、暗闇のなかで黒光りしているんだけど、妙に首がながい。あの首で魚を気絶させるんだから当たり前か。下流で一回、上流で一回鵜漁が観れる。下流と上流で船の向きを変えてくれるので、船の右側でも左側でも平等に観ることができる。船の性質上、いくら近寄ってみたくても、全員が右側、全員が左側に寄ると船が転覆するので、くれぐれもその場にとどまること、とお達しあり。

 この日の鵜たちは、やる気がなかったのか、鵜飼たちに「サボるなー!」「魚出すまでお客さん帰らへんでー!」と激を飛ばされていた。魚を捕まえても、小さいサイズだとそのまま飲み込んで食べてしまうようだ。

 鵜漁と同等もしくはそれ以上に興味をひいたのが、私の船の後ろにつけていた船。美味しそうな料理を船上でいただいていらっしゃる。団体さんのようだった。船頭さんいわく、近くの料亭のお客さん。全員が着物を着ていて、なかにはなんと舞妓ちゃんもいる。

 さらに驚いたことには、「このお客さんら、花火やるからちょっと避けてもらえる?」と船頭さんたちが会話していたこと。花火ときいて、船上から手持ち花火か線香花火かなんかやるのかと思っていたらどうも小さい打ち上げ花火。舞妓ちゃんたち団体さんが乗る船の船頭さんが、キラッと光るなにかを投げたと思ったら水面にパチパチ!パチ!ドン!と結構な大きさの花火が。私達一般庶民の船は唖然。

 船頭さんが

「あの花火一発8000円するんよなー」

「はい、二発16000円終わりましたー!」

「お客さんたち、観れてラッキーやったねー」

とコメント。

なんという道楽だろう。

私なんか、1800円で星降る夜に、船の上でイカ焼き食べながら、鵜漁観れるなんて最高だなー、これぞ社会人の夏休みだなと悦に入っていたのに上には上がいた。

 お盆が終わったら、がっしがっし働いて、将来は私も舞妓ちゃん呼んで船の上でご飯食べて、花火あげて、みたいな平安貴族のようなことできるようなキャリアウーマンになるぞ、と謎の闘志を燃やした週末だった。

無心で削るスクラッチアート

 なんだかむしゃくしゃしていた日、以前新聞で見たスクラッチアートの存在を思い出した。プラスチックの付属ペンで下絵をなぞるだけで、レインボーな下絵が良い感じに現れてそこそこ見栄えのする絵になるというものだ。絵柄はディズニーだったり、曼荼羅だったりといろいろ。私はその中でも、自分がなぞっていて楽しいであろうディズニー柄を選んでみた。

 昔一斉を風靡していた大人の塗り絵のごとく、おそらくこれも大人のストレス解消であるがゆえに絵柄が相当細かい。6枚ほど絵が入っているのだが、購入して2ヶ月たっても1枚も仕上がっていない。多分、自分の実感でいうと、むしゃくしゃしたり、ストレスが溜まっていたり、何も考えたくないときに無心で集中してできる作業がこれなだけで、完成する達成感が最重要なのではないと思う。プロセスというか削っている瞬間が楽しいのだ。

 それでも、アリスの絵柄をなぞるのにいい加減あきて、少し柄が大判なものが多いティンカーベルの絵をなぞってみたところ、ものの30分で7割方は完成した。6枚の絵がすべて完成する頃には今年も終わるかどうかというところなので、次の心配はしていないが、初めてスクラッチアートをする人はここまで細かいのではなく、15分くらいで完成しそうなものをするほうがストレス発散という意味ではいいのかもしれない。